Tuesday, May 12, 2009

ゲル住宅地での生活について

ウランバートルの北部や西部中心とした郊外にゲル住宅が密集しています。
ゲル住宅に住む人々は自分の家を塀で囲って暮らしています。塀の中には
トイレや小屋があります。また、必ずと言って良いほど番犬がいます。番犬は
時には知らない人が塀の中に入ってくると激しく吠えたり、攻撃するので、注意
してください。ゲル住宅地の人々は一戸建ての木造の家のほかにゲルをたてて
暮らしている場合が多いです。
ゲルの真ん中にストーブがついています。ストーブは料理と暖房に利用されて
いて、冬の厳しい寒さを凌ぐには欠かせないものとなっています。
ゲル住宅には水道が配備されていないことが多く、近くのフダグ(水供給所)から
水を購入しています。ゲル住宅の子供たちは水や木、石炭などを運ぶことで良く
家事を手伝ったりします。そのためゲル住宅の子供たちは逞しい働き者が多いです。